趣味と言えるか・・・

最近またコーヒーにハマっています。

 

コーヒーをよく飲んでいたのは、大学生の時です。
例にもれず、ギリギリまで寝て、ご飯も食べずに飛び出す時代でした。
しかも面倒くささと時間のなさから、ブラックインスタントコーヒーでした。
しかし、おこちゃまからちょっぴり大人になった気分も味わったものでした。

 

結婚してからは、時々ゴリゴリとグラインダーで豆を挽いて飲んでいましたが、特別にコーヒーが美味しいとは思っていませんでした。

 

50歳前後ごろに、ネットで「○○式コーヒーの淹れ方」なるものを見つけて、淹れ方によるコーヒーの旨さの違いに目が覚めました。
みんなに教えたくて、みんなに自慢したくて、専用の器具や豆を揃えてコーヒーを淹れることにハマり、焙煎も自分でやるようになりました。
自分で焙煎して、自分で挽いて、自分でドリップするコーヒーはなんて美味しいんだろうと自画自賛でした。

 

少し飽きてきたころに、同じような淹れ方で妻がコーヒーを淹れるようになり、「少し違うんだけどな・・・」と思いながらも、自分が楽だからそのまま妻にお任せしました。
妻は、焙煎まではしませんので、やがて業務用のコーヒー豆を買ってきて淹れるようになり、切らしたときにはインスタントコーヒーになり、そしていつのまにか自分でインスタントコーヒーを作るようになり、気が付けばインスタントコーヒーの美味しさと手軽さにハマっていました。

 

退職して、時間ができると「小人閑居して不全をなす」のことわざ通り、またもや昔のことを思い出し、仕舞ってあった器具を引っ張り出し、YouTubeの動画を探し出して美味しいコーヒーを求める旅へ旅立ったのです。

 

つづく・・・